食品工場で主任になると何が変わる?仕事内容と大変だったこと【実体験】

仕事内容

「食品工場の主任になると、何が変わるの?」

食品工場で働いていると、ある程度経験を積んだところで「主任」という役職を目指すことがあります。

私自身、食品工場で10年以上働いており、現在は主任として仕事をしています。

主任になる前は、「一般社員と何が違うんだろう?」と思っていました。

実際に主任になってみると、単純に仕事が増えるだけではありません。

自分の担当業務だけを見るのではなく、周りの人や部署全体のことを考えて仕事をする場面が増えました。

また、仕事の責任も大きくなり、一般社員の頃とは違った大変さを感じるようになりました。

この記事では、食品工場で主任になった私が、主任になって変わったことや仕事内容、実際に大変だったことについて紹介します。

ちまき
ちまき

こんにちは!

食品メーカー勤務10年目の

ちまきです。

この記事は実体験をもとに執筆しています。

▶プロフィールはこちら

※この記事は、私自身が食品工場で主任として働いた経験をもとに書いています。役職の名称や仕事内容、権限などは会社によって異なります。

食品工場の主任とは?

食品工場における主任は、一般社員と管理職の間に位置することが多い役職です。

ただし、会社によって主任の位置づけは異なります。

私の場合、主任になって特に変わったと感じたのは、自分の仕事だけではなく、周囲の仕事にも目を向ける必要が出てきたことです。

一般社員の頃は、自分に任された仕事をきちんと行うことが大切でした。

主任になってからは、

  • 周囲が問題なく仕事を進められているか
  • チーム全体が予定どおり動いているか
  • 問題が起きたときにどう対応するか
  • 他の部署とどう連携するか

など、より広い視点で考える必要があります。

主任になる人のの年齢層は?

私の会社では、28歳〜35歳くらいで主任になる人が多いです。

メインは30代で、早い人だと20代で昇進するというイメージです。

ちなみに私は30歳で昇進しました。

私の会社では役職定年制度があり、上限は40歳となっています。

主任になって一番変わったのは「自分の仕事」から「周りの仕事」へ

主任になって一番大きく変わったと感じたのが、仕事を見る範囲です。

一般社員の頃は、自分が担当している仕事をきちんと終わらせることを意識していました。

もちろん周囲の状況を見ることもあります。

しかし、主任になると、自分の仕事だけが終わればいいというわけにはいきません。

周りが困っていないか、仕事が滞っていないか、問題が起きていないかなど、チーム全体を見る必要があります。

自分が直接作業をしていなくても、チームで問題が起きれば主任として対応する場面もあります。

そのため、主任になってからは、

「自分が仕事をする」から「周りが仕事をしやすい状態を作る」

という意識が強くなりました。

これは主任になる前には、あまり考えていなかったことでした。

食品工場の主任の仕事内容

主任の具体的な仕事内容は会社によって異なります。

私が実際に主任として働く中で感じている主な仕事は、次のようなものです。

① メンバーの仕事を確認する

主任になると、自分だけではなく、周囲のメンバーの仕事にも目を向ける必要があります。

仕事が予定どおり進んでいるか、困っている人はいないかなどを確認します。

特に食品工場では、製造や品質に関わる仕事が多いため、問題をそのままにしないことが重要です。

② 問題が起きたときに対応する

工場では、毎日すべてが予定どおりに進むとは限りません。

機械のトラブルや製造上の問題、人員の問題など、さまざまなことが起こります。

主任になると、問題が起きたときに状況を確認し、必要に応じて上司や関係部署へ報告・相談する場面が増えました。

自分だけで判断できない問題については、適切な人に相談して対応することも主任の重要な仕事だと感じています。

③ 他の部署との調整をする

食品工場では、一つの部署だけで仕事が完結することは多くありません。

製造、品質保証、設備、物流など、さまざまな部署が関係しています。

主任になると、自分の担当だけを見るのではなく、他の部署との調整が必要になることも増えます。

「この仕事はどこに確認すればいいのか」

「この問題はどの部署に相談すればいいのか」

と考えながら動く場面も多くなりました。

④ 後輩やメンバーをサポートする

主任になると、後輩や周囲のメンバーから相談を受けることも増えます。

仕事を教えたり、困っていることを聞いたり、必要に応じてフォローしたりします。

自分が仕事を覚えるだけだった頃とは違い、人に仕事を教えることの難しさも感じるようになりました。

主任になって大変だったこと

主任になって良かったこともありますが、もちろん大変なこともあります。

ここからは、私が実際に主任として働いて感じた大変だったことを紹介します。

① 自分だけの問題ではなくなる

主任になって大きく変わったのが、問題が起きたときの責任感です。

一般社員の頃は、自分の担当業務で問題が起きたら、自分の仕事として対応します。

しかし主任になると、自分が直接関わっていない仕事についても、状況を確認したり、対応を考えたりする必要があります。

「自分は知らなかった」では済まない場面もあります。

そのため、常に周囲の状況を把握しておく必要があり、精神的に大変だと感じることもありました。

② 人に仕事を教えるのが難しい

自分で仕事をすることと、人に仕事を教えることは全く違います。

自分では当たり前にできることでも、相手にとっては初めてのことかもしれません。

「なぜできないんだろう」と考えるのではなく、

「どこで分からなくなったんだろう」

「どう説明すれば伝わるんだろう」

と考える必要があります。

主任になって、人を育てることの難しさを実感しました。

③ 自分の仕事に集中できないことがある

主任になると、周囲から相談されたり、問題が起きたりすることがあります。

そのため、自分がやろうと思っていた仕事を中断して、別の対応をしなければならないこともあります。

「今日はこの仕事を終わらせよう」と思っていても、予定どおりに進まないことがあります。

自分の仕事と周囲の対応を両立することは、主任になって大変だと感じたことの一つです。

④ 上司と現場の間に立つことがある

主任は、現場のメンバーと上司の間に入ることもあります。

現場の状況を上司に伝えたり、上司からの指示を現場に伝えたりする場面があります。

そのときに、単純に言われたことを伝えるだけではうまくいかないこともあります。

現場の状況を理解したうえで、どう伝えるのが良いのかを考える必要があります。

この「間に立つ」という役割は、主任になって初めて感じた難しさでした。

主任になって良かったこと

大変なこともありますが、主任になったことで良かったこともあります。

仕事を見る視点が広がった

主任になる前は、自分の担当業務を中心に考えることが多かったですが、主任になってからはチーム全体を見るようになりました。

「この仕事が遅れると、次にどんな影響が出るのか」

「この人が困っているなら、どうサポートすればいいのか」

など、以前よりも広い視点で仕事を見るようになりました。

これは、自分自身の成長にもつながったと感じています。

人をサポートすることにやりがいを感じるようになった

主任になってからは、自分が成果を出すだけではなく、周囲の人が仕事を進めやすいようにサポートすることにもやりがいを感じるようになりました。

誰かが困っているときに相談に乗ったり、仕事がうまく進むようにサポートしたりすることで、チーム全体が良い方向に進むことがあります。

自分一人ではなく、周囲と一緒に成果を出すことに面白さを感じるようになりました。

主任に向いている人は?

主任として働いてみて、次のような人は主任に向いているのではないかと感じています。

周囲の状況を見ることができる人

主任は、自分の仕事だけを見るのではなく、周囲の状況を把握する必要があります。

「誰か困っていないかな?」

と自然に周りを見ることができる人は、主任として力を発揮しやすいと思います。

責任を持って仕事ができる人

主任になると、自分の仕事だけではなく、チームの仕事について考える場面が増えます。

そのため、問題が起きたときに人のせいにするのではなく、自分ができることを考えて行動できる人は向いていると思います。

人とコミュニケーションを取ることができる人

主任は、上司、部下、他部署など、さまざまな人と関わります。

そのため、仕事の知識だけではなく、人とコミュニケーションを取る力も重要です。

自分だけで抱え込まない人

主任になると、何でも自分で解決しようとしてしまうことがあります。

しかし、すべてを一人で解決する必要はありません。

分からないことや自分だけでは判断できないことは、上司や周囲に相談することも大切です。

「誰に相談すれば解決できるか」を考えて動けることも、主任には必要な能力だと感じています。

主任になって一番大切だと感じたこと

主任として働いてみて、私が一番大切だと感じているのは、「自分が頑張ればいい」から「周りが力を発揮できるようにする」へ考え方を変えることです。

一般社員の頃は、自分の仕事をしっかりできることが重要でした。

主任になると、それだけでは足りません。

周囲が困っていないか。

仕事がうまく進んでいるか。

問題が起きそうなところはないか。

必要な人に情報が伝わっているか。

こうしたことを考えながら仕事をする必要があります。

もちろん、今でも私自身、完璧にできているわけではありません。

それでも、主任という立場になったことで、「自分がどう動くか」だけではなく、「チーム全体をどう良くするか」を考えるようになりました。

まとめ|食品工場の主任になると「自分」から「チーム」へ視点が変わる

食品工場で主任になると、仕事内容だけではなく、仕事に対する考え方も変わります。

私が主任になって特に変わったと感じるのは、

「自分の仕事を見る」から「周囲やチーム全体を見る」へ視点が変わったことです。

主任になると、メンバーの仕事の確認や問題への対応、他部署との調整、後輩のサポートなど、自分以外の人に関わる仕事も増えます。

その分、責任も大きくなり、人を育てることや周囲との調整など、一般社員の頃にはなかった大変さもあります。

一方で、周囲をサポートしたり、チーム全体で成果を出したりすることに、新しいやりがいを感じるようにもなりました。

食品工場で主任を目指している方は、仕事の知識や経験を身につけるだけでなく、「自分の仕事」から「周りの仕事」へ視野を広げることを意識してみると良いと思います。

私自身もまだまだ学ぶことはありますが、主任になったことで、以前とは違う視点で仕事を見ることができるようになりました。

食品工場で働く方や、これから主任を目指す方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

────────────────

 ✍️この記事を書いた人

 📍ちまき

 📍食品メーカー勤務10年目

 📍製造部6年→品質保証部4年

 📍現在は主任職

 食品工場のリアルを発信中🌱

────────────────