こんにちは、ちまきです。
私は新卒で食品工場に入社し、製造部門で6年間働きました。
その後、仕事を辞めたいと思うようになり、転職活動もしていました。
そんなとき、タイミングよく社内に貼られていた社内公募の案内を見つけました。
「会社を辞める前に、別の部署で働いてみるのもいいかもしれない」
そう思い、社内公募に挑戦することにしました。
この記事では、私が社内公募に応募した経緯や、異動までに悩んだこと、実際に異動して感じたことを紹介します。
「今の部署を辞めたい」
「転職しようか迷っている」
「社内公募に興味があるけれど、周りの目が気になる」
という方の参考になれば嬉しいです。
※この記事は私自身の経験をもとに書いています。社内公募の制度や応募条件は会社によって異なります。

目次
転職活動中に見つけた「社内公募」
私は新卒で今の会社に入社し、製造部門で働いていました。
製造の仕事を続ける中で、さまざまな経験を積むことができました。
一方で、ある時期から「この会社を辞めたい」と思うようになり、転職活動も始めていました。
そんなとき、たまたま社内に貼られていた社内公募の案内が目に入りました。
それまで社内異動について具体的に考えたことはありませんでした。
でも、その募集を見て、
「社内でも別の仕事に挑戦できるんだ」
と気付きました。
そして、
「会社を辞める前に、別の部署で働いてみるのもありかもしれない」
と思うようになりました。
これが、私が社内公募に挑戦したきっかけです。
私の会社には2種類の社内公募があった
当時、私の会社には大きく分けて2種類の社内公募がありました。
一つは、上司の推薦が必要なもの。
もう一つは、自分で応募できるものです。
私が応募しようとしたのは、自分から応募できるタイプの社内公募でした。
つまり、制度上は上司に相談せず、自分だけで応募することもできました。
ただ、実際に応募するとなると、私はかなり悩みました。
「異動は裏切り」という空気があった
当時の部署には、
「異動することは裏切り」
というような空気が少なからずありました。
もちろん、全員がそう考えていたわけではありません。
ただ、当時は部署自体が人手不足で、とても忙しい状態でした。
また、周囲では人員の異動自体があまりなかったため、
「今いる部署を離れる=残った人に負担をかける」
という雰囲気があったのだと思います。
私も、
「今抜けたら、周りはどう思うんだろう」
「忙しいのに異動を希望するのは無責任なのかな」
と迷いました。
それでも、今後この会社で長く働く可能性を考えると、何も言わずに応募するのは違う気がしました。
そこで、私は上司に相談することにしました。
社内公募に応募することを上司に伝えた
社内公募は自分で応募できる制度だったので、上司に黙って応募することもできました。
それでも私は、先に話をしておくことにしました。
もし選考に落ちれば、私は今の部署に残ることになります。
また、異動できたとしても、同じ会社で働き続けることには変わりません。
だからこそ、できるだけ関係を悪くしない形で進めたいと思ったのです。
勇気を出して上司に話すと、
「わかった。本気なら応援する」
と言ってくれました。
本心ではどう思っていたのかは分かりません。
それでも、この言葉をもらえたことは嬉しかったです。
社内公募に応募した結果は不合格
その後、必要な書類を提出し、面接を受けました。
「ここに異動できたらいいな」
と思いながら結果を待っていましたが、残念ながら不合格。
最初に希望した部署への異動は叶いませんでした。
正直、悔しかったです。
せっかく勇気を出して応募したのに、と思いました。
ただ、ここで思わぬ展開がありました。
社内公募に落ちた私に、別の部署から声がかかった
社内公募を受けたことをきっかけに、別の部署から声をかけてもらいました。
最初に応募した部署とは違うところでしたが、そこで私を拾ってもらえることになりました。
結果的に、私は製造部から別の部署へ異動することができました。
最初の選考に落ちたときは「失敗した」と思いました。
でも、今振り返ると、そうではありません。
最初の応募が、別の部署とのご縁につながったからです。
もし社内公募に応募せず、そのまま製造部で働き続けていたら、この話はなかったと思います。
この経験から、私は「まず行動してみること」の大切さを実感しました。
社内公募に応募するときは上司に相談したほうがいい?
これは私自身の経験から、特に伝えたいことです。
私は、よほどの理由がない限り、社内公募に応募する前に上司へ相談しておくほうが無難だと思っています。
実際、社内公募に応募したことを知った一部の先輩から、
「責任感がない」
というような嫌味を言われることもありました。
当時は嫌な気持ちになりました。
それでも、上司には事前に話していたので、勝手に応募したという状況にはなりませんでした。
もし何も言わずに一人で応募していたら、今の部署に残ることになった場合も含めて、周囲との関係がさらに悪くなっていたかもしれません。
だから私は、あのとき上司に相談しておいてよかったと思っています。
ただし、上司が異動理由なら無理に相談しなくてもいい
もちろん、すべての人に当てはまる話ではありません。
もし、
「上司が原因で異動したい」
という場合は、無理にその上司へ相談する必要はないと思います。
社内公募の制度や人事などの相談先を確認し、自分を守ることを優先していいと思います。
大切なのは、状況に応じて、自分にとって安全な方法を選ぶことです。
転職を考えているなら、社内異動も選択肢に入れてほしい
私は当時、転職活動をしていました。
だからこそ、転職を考えている人には、
「会社を辞める前に、社内異動という方法もある」
と知ってほしいと思っています。
同じ会社でも、部署が変われば仕事内容や雰囲気は大きく変わります。
製造部にいた頃と異動後では、関わる人も仕事の進め方も違いました。
そして何より、私自身の仕事に対する気持ちが変わりました。
「今の部署が合わない」と感じていても、それが「会社そのものが合わない」という意味とは限りません。
私の場合は、部署を変えたことで新しい仕事にやりがいを感じられるようになりました。
もちろん、異動しても合わない可能性はあります。
そのときは、改めて転職を考えればいい。
私は当時、
「まず異動してみて、それでも無理なら会社を辞めよう」
くらいの気持ちで考えていました。
この考え方が、社内公募へ挑戦する後押しになりました。
異動後、今は主任として働いている
異動後は、新しい仕事を一から覚えていきました。
最初は分からないことも多く、慣れるまで大変でした。
それでも、仕事を覚えるにつれて、
「この仕事、面白いな」
と思う場面が増えていきました。
そして現在は、異動先で主任をしています。
製造部門にいた頃には、まさか自分が今の仕事をするとは思っていませんでした。
転職を考えていた私が、今では同じ会社で主任として働いている。
そう考えると、キャリアは何がきっかけで変わるか分からないものだと思います。
「異動は裏切り」ではない
そして、今の立場になったからこそ、当時とは違う考え方もできるようになりました。
それは、
「部門異動を希望することは、裏切りではない」
ということです。
当時の私は、部署が忙しい中で異動を希望することに罪悪感がありました。
でも、社員が自分のキャリアについて考えることは、悪いことではありません。
もちろん、異動すると決まったなら、引き継ぎを丁寧にすることは大切です。
残る人への配慮も必要です。
だからといって、
「人手が足りないから、ずっとここにいなければいけない」
と考える必要はないと思います。
会社にはさまざまな部署があります。
今の仕事が合わないのであれば、別の部署で力を発揮できる可能性もあります。
会社のために自分を犠牲にし続けるのではなく、自分のキャリアのために会社の制度を上手に利用していい。
今は主任になった私だからこそ、そう思います。
若い社員にも「異動したい」と言ってほしい
もし今、食品工場で働いている若い人が、
「この部署は自分に合わない」
「仕事がつらい」
「別の仕事をしてみたい」
と思っているなら、異動を希望することも一つの方法です。
もちろん、何もせずに突然いなくなればいいという話ではありません。
自分の仕事に責任を持ち、必要な引き継ぎをする。
そのうえで、
「別の部署で挑戦したい」
と伝えることは、決して悪いことではないと思います。
私自身、当時は周囲の反応を気にしてかなり悩みました。
それでも一歩踏み出したことで、今の仕事につながりました。
社内公募に挑戦して分かったこと
今回の経験を振り返って、私が伝えたいことは4つあります。
① よほどの理由がなければ、上司に相談しておく
社内公募の制度上、上司への相談が必要ない場合でも、今後も同じ会社で働くつもりなら、先に話しておくほうが人間関係の面では無難だと思います。
ただし、上司自身が異動の原因なら、無理に相談する必要はありません。
② 最初からうまくいかなくても、行動したことに意味がある
私は第一希望の部署には落ちました。
それでも、応募したことをきっかけに別の部署から声をかけてもらいました。
結果だけを見ると「不合格」ですが、行動したことで次の可能性が生まれました。
③ 転職だけが環境を変える方法ではない
会社を辞める前に、社内異動という選択肢もあります。
同じ会社でも、部署が変われば仕事内容も雰囲気も変わります。
今の部署が合わないからといって、すぐに会社全体を嫌いになる必要はありません。
④ 異動を希望することは裏切りではない
周囲への配慮や引き継ぎは必要です。
でも、自分のキャリアについて考えることまで我慢する必要はありません。
会社にある制度を利用して、自分に合う仕事を探すことも立派なキャリア選択だと思います。
まとめ|転職を考えていた私が社内公募に挑戦してよかった
私は新卒で食品工場の製造部門に入り、6年間働きました。
その後、仕事を辞めたいと思い、転職活動をしていた時期に社内公募を見つけました。
最初は応募すること自体に迷いました。
当時の部署には「異動は裏切り」というような空気があり、人手不足の中で自分だけ抜けることに罪悪感もありました。
それでも上司に相談し、社内公募へ挑戦。
結果は第一希望の部署には不合格でしたが、応募したことをきっかけに別の部署から声をかけてもらい、異動することができました。
現在は異動先で主任として働いています。
そして今、私はこう思っています。
「あのとき、何もせずに辞めなくて本当によかった」
転職を考えるほど悩んでいた私ですが、社内異動によって新しい仕事に出会うことができました。
もし今の部署で悩んでいるなら、
「会社を辞める」だけではなく、「部署を変える」という選択肢もある。
そのことを知っておいてほしいです。
社内公募に応募しても、必ず希望どおりになるとは限りません。
私も一度落ちています。
それでも、行動したからこそ次のチャンスにつながりました。
今の環境がつらいなら、我慢し続ける必要はありません。
引き継ぎや周囲への配慮を忘れずに、自分のキャリアについても大切に考えてみてください。
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✍️この記事を書いた人
📍ちまき
📍食品メーカー勤務10年目
📍製造部6年→品質保証部4年
📍現在は主任職
食品工場のリアルを発信中🌱
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